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■琉大図鑑!2005(琉球大学受験案内) top by琉大ちゃんねる

★広大なキャンパス
キャンパスは沖縄本島中部の高台に広がっており、宜野湾市・西原町・中城村の3市町村にまたがっている。大学本部がある千原地区と上原地区の総面積は東京ドームのおよそ27倍もの広さがあり、その他にも瀬底実験所や与那演習林、東洋のガラパゴスと呼ばれる西表島には熱帯生物圏研究センターがある。医学部のある上原キャンパスと、その他の学部がある千原キャンパスは隣接しており、全学部全学年が同一キャンパスと言える。ただし、キャンパスが広大であるため、最も北側に位置する工学部と南側に位置する医学部の間を歩くと30分近くの距離がある。また、同じ敷地内にあっても、他の学部の建物を訪れる機会は滅多にない。キャンパス周辺は、もともと何もない丘を削って作ったので移転当初は何もなかったのだが、近年大学周辺での宅地開発が進み少しずつ賑やかになってきた。キャンパスがある西原町千原は、空港から車で約40分、沖縄の中心である北谷に車で15分、天久新都心に20分、国際通りに30分という割合交通の便の良い所にあるので、場所は辺鄙でも学生の不満はあまり大きくない。キャンパスは高台にあり、理学部棟付近が沖縄本島を東西に分ける分水嶺になっているため、場所によっては太平洋と東シナ海両方を見渡すことが出来る。
★移動手段
沖縄本島には、昨年までバスとタクシー以外の公共交通期間がなかったため、教職員をはじめほとんどの学生は車で通勤通学する。学内には4,000台の駐車場があるが、混雑時には駐車場探しに四苦八苦することになる。夏場になると、バイクで学校に来る人も多い。「後期になると、夏休みに免許を取った1年生が車で通学し始めるので事故が増える」(理学部3年)との声も。学内はとにかく広い。学内にある寮から学部棟まで車やバイクでで通う学生が続出する。学生の移動手段はもっぱら車。沖縄県民はまったくと言っていいほど歩かない。歩いて3分のコンビニですら車やバイクを使う。そこに、歩く、という考えはまったく浮かばない。自宅通学の学生はほとんどみんな車を持っているので、学校周辺があまり発展していなくても車で移動できるのでまったく不自由しないのである。内地の人にはここらへんの感覚が理解しにくいと思うが。
★校舎
校舎は20年前に全学移転してきた時に建てられたものが多く年季の入った建物が多かったが、2000年に校舎の大規模リフォーム工事が行われ美しく生まれ変わった。また、近代的な設備を整えた新校舎が続々誕生している。沖縄サミットの開催が決まった2000年に、突如としてキャンパスの全面改修が始まったことは、何か政治的な思惑があるのではないかと噂されたりもした。もちろん(と言ったら全国の国立大学生から大顰蹙を買いそうだが)、冷暖房を完備している。沖縄出身者は教授も含めて極端な暑がりが多く、夏の冷房は効きすぎくらいで内地の学生は上着を羽織って授業を受けるはめになることがよくある。全国の国立大学と比較しても、キャンパスはかなり奇麗な部類にはいる。
キャンパスには誰でも自由に入れるため、学内では近所のおばちゃんがジョギングしてたり、犬の散歩をしている光景が至るところで見られる。学内は大きく3つの地区に分かれていて、本部・法文・教育・理学部の各学部と共通教育棟(一般教養棟)がある中央地区と、工学部・農学部のある北部地区(通称:宜野湾農工大地区)、医学部のある上原地区に分かれる。それぞれ5〜10分程度で移動できるのだが、学年が上がるにつれ何故か所属学部以外の地区から出ないようになる。学内には4ヵ所の学食・レストランがあり、学食は250円くらいからと、お手ごろな値段である。味のほうの評判もそこそこである。昼食時には学食や近くの弁当屋やコンビにで済ます学生が多い。
附属図書館は県内で2番目の蔵書数を誇るが、図書館増築工事などの影響により本の配置や内部構造が非常に複雑になっていて、必要な資料を探すのに難儀する非常に使いにくい図書館として学生からの評判はあまりよくない。「むしろ近所にある沖国(沖縄国際大学)のじょうとう図書館の方がいいさー」(公務員試験勉強の卒業生)という冷めた見方も。
★沖縄の自然
沖縄は、日本で唯一(小笠原は除いて)の亜熱帯性気候で、日本本土では見られない貴重な大自然の宝庫である。青い空・青い海と言った沖縄イメージはステレオタイプではあるが、まだその価値を失ってはいない。この沖縄イメージに憧れて本土から入学してくる琉大生は数多い。沖縄の魅力を一言で言い表すことは難しいが、「気取らず自然な感じ、ナチュラルに暮らしている」(農学部2年)、「あったか〜い」(北海道出身者)、「いろんな意味でのあたたかさ」(法文3年)と表現する学生も。さて、沖縄という土地柄、特にマリンスポーツをするにはもってこいである。週末になるとダイビングやサーフィンに出かける学生が多くいる。また、2時間くらいかけて本島北部までドライブにいくと、そこは「やんばる」と呼ばれる見渡す限りの森林地帯である。生物を専攻している学生のフィールドとして、県民の憩いの場として活用されている。
★米軍基地
ついこの8月に、琉大からわずか2,3キロの距離にある沖縄国際大学に米軍ヘリが墜落するという事故が起きた。沖縄は、歴史の中で翻弄され続けているシマである。琉球王国という日本本土とは異なる歴史を有していること、第二次大戦で激しい地上戦が繰り広げられたこと、戦後27年にわたる米軍統治を経験したこと、そして今なお厳然と目の前に立ちはだかる米軍基地の問題。沖縄は、日本の中の辺境としか見られてこなかった。米軍基地に対しては非常に複雑な問題があり、県民の間でも表立って賛成・反対は言いにくい問題である。内地の人が今回の事故を受けてテレビの街頭インタビューで「沖縄は大変ねぇ〜」などと言っていたが、「日米安保は日本人全体にとっての問題なんだぞ、何か勘違いしてるんじゃないか?」という疑問を持つのは至極当然のことであります。いずれにせよ、事故に対して怒っている人は多いけれど、基地そのものを全否定する人は少ないのが沖縄の現状である。ちなみに、沖縄の人は思った以上に基地問題について知らない人が多く、驚かされた。大学生活を普通に送る上では、米軍との接点はほとんどない。
この事件の影響か米軍再編の流れに乗ったのか、小泉首相は「沖縄にある米軍基地の海外国内への移転も含めて、沖縄の負担を軽減する」ことを言明したが、県民の間には「どこまで本気なのか?」と訝る声も。
★沖縄の歴史
沖縄はかつて琉球王国という王国があり、明治12年日本政府によって琉球処分が断行されるまで王国体制が存続していた。清との関係がある一方で、日本との関係もある状況であった。このような中で、沖縄は他の都道府県に遅れて日本に段階的に組み込まれていったという歴史がある。
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